望月馬事公苑の通常レッスンについて
乗馬の基礎から順序よく学ぶのが王道ではありますが、すでに乗馬経験がある方にとっては具体的な課題がある場合もあるでしょう。
また、乗馬から馬術へとステップアップしたい、その過程において壁にぶつかってしまって悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
馬がちっとも思うように動いてくれない。
お尻が痛くて辛い。
くたびれてしまって長く乗っていられない。
駆歩(かけあし)発進がスムーズにできない。
部班(グループレッスン)ばかりでインストラクターに質問したくてもできない。
自分のペースで乗馬したい。
プライベートレッスンってどんな感じなんだろう。
一口に乗馬レッスンといっても皆様の状況や目標によって課題も様々です。
望月馬事公苑の通常レッスンは基本的にマンツーマンの個人レッスンです。
そのためレッスン内容は千差万別。
インストラクターはお客さまに合わせて、一対一の乗馬レッスンをみっちり行なうことができます。
部班(グループレッスン)はお客さまからリクエストがあれば行ないますが、レッスンの質を高めるため騎乗者のレベルを合わせて行ないます。
また、人数も3名さま以内で行ないます。
ご予約の際、もしくはレッスン開始時にお客様が抱えている悩み事や課題をご相談ください。
せっかくのマンツーマン(もしくは少人数)レッスンですから、自分だけのためにインストラクターを上手く使ってください。
もちろん乗馬の基礎の基礎からしっかりと練習していく王道学習も大歓迎です。
所要時間は45分ですが、コンディションやご都合に合わせて30分のレッスンも可能です。
乗馬レッスンはお客様とインストラクターの距離を保ちながら馬上で身体を動かすことができます。コロナ禍における三密回避をしながら楽しめるレジャー、スポーツ、癒し体験となることでしょう。
初めて馬にまたがる、乗馬レッスンする方は下記のレッスンイメージも参考にしてください。
レッスンイメージ
望月馬事公苑のレッスンはマンツーマンの個人レッスンが主体です。
お客様の乗馬技術やコンディションによってレッスン形態は様々ですが、特に初めて乗馬をする乗馬初心者の方は共通している部分もたくさんあります。
ぜひ実際のレッスンまでにイメージをしていただければと思います。
まずは服装から
乗馬では安全に、かつ動きやすい服装が必要です。
一般的には下記の服装をご用意(もしくはレンタル)いただきます。
・ヘルメット
・キュロット
・ロングブーツ
・手袋
・靴下
ヘルメットは乗馬用のヘルメットを使用します。
キュロットとはぴったりとした乗馬用のズボンです。
本格的に乗馬を始めるなら是非ご自身のサイズに合うキュロットをお買い求めいただくと乗りやすくなります。
キュロットの裾はブーツに入れるので、厚手のもの、裾の広いものでは適さない場合があるのでご注意ください。
ロングブーツとは乗馬用のブーツのことで、一般的な靴屋さんで販売しているブーツとは異なります。
ロングブーツ以外にはショートブーツを履き、チャップスと呼ばれる道具を足に巻いてもOKです。
手袋は無くても騎乗できますが、あった方が乗りやすく手の皮膚を保護する役割もあるので着用するのがオススメ。
靴下は安全のため必ずご着用ください。
上衣は動きやすい服装ならOKです。
望月馬事公苑ではヘルメット・キュロット(乗馬用ズボン)・乗馬用ブーツのレンタルをご用意しています。
※お子様用のものはありませんのでご用意くださいませ。
スタッフが馬の準備をしますので、その間にストレッチなどをして身体を温めておくとよいでしょう。
馬の準備が整ったら、いよいよ乗馬レッスンスタートです。
さっそく馬に乗る
インストラクターの指示に従って、馬が驚かないようにそっと素早く乗りましょう。
手綱を掴み、左足を鐙(あぶみ)に引っ掛け、自転車に乗るように右足を大きく開いて跨ります。
「うわ…意外と高い」と感じるかもしれませんが、乗るための台があるのでご安心ください。
基本的なことを教わる
インストラクターが乗馬の基本をお伝えします。
手綱の持ち方、足の使い方、馬上での姿勢などです。
最初は覚えることがたくさんあると感じるかもしれませんが、慣れていくと周りの景色を見る余裕も出てくるでしょう。
ゆっくり自分で動かしてみる
乗馬の基本を教わったら、早速自分で馬を動かしてみましょう!
最初はゆっくりで大丈夫です。
最も大事なことはリラックスすること。
騎乗者がリラックスしていれば馬も安心して歩いてくれますよ。
動きに慣れたら思わず笑顔に!
馬の動きに慣れてくると自分の指示通りに馬が動いてくれるようになります。
自分の意思が馬に伝わると嬉しいものですよね。
思わず笑顔になりますよ!
おわるときには馬にあいさつ
初めての乗馬レッスンは長そうに感じるかもしれませんが、始めてしまえばあっという間です。
レッスンが終わったら頑張ってくれた馬をなでて「ありがとう!」とあいさつして馬から降りましょう。
レッスンお疲れ様でした!
馬から降りたらスタッフが蹄洗所(ていせんじょ)に馬を連れていきます。
馬のお手入れはスタッフが行ないますが、顔を拭いてあげたり、にんじんをあげたりするとより一層馬とのコミュニケーションが深まりますよ。
乗馬は乗っている時だけでなく、乗っていない時のコミュニケーションも重要です。
馬に慣れることで騎乗した時の恐怖心も少なくなっていきますよ。
ぜひ続けてお越しください
少しずつでも続けることが、乗馬を楽しむ一番のポイントです。
馬は生き物ですから、乗り手が馬を知るようになれば、馬も乗り手のことを理解するようになっていくからです。
ぜひお帰りの前に次回の予約を入れていただければ幸いです。
望月馬事公苑のスタッフ一同、またのお越しを心からお待ちしています。
最終更新:2024年7月