望月馬事公苑では馬を扱う施設として、長野県佐久市望月のまちづくりや活性化に少しでもお役に立つことができればと考えております。
その一環として、持続可能な循環型農法に協力するため、馬のたい肥のご提供を行なっています。
望月馬事公苑の厩舎では馬の寝床に地元農家様からご提供頂いているお米のもみ殻を使用しています。
馬が生活する厩舎ではワラやおがくずを使用するのが一般的ですが、望月馬事公苑では地元のご協力によってもみ殻を使用することができています。
馬たちもふかふかに敷かれたもみ殻で気持ちよく生活しています。
日々の生活において馬たちの馬房清掃を行なうと必ず排泄物を集めることになります。
こうした馬たちの排泄物をたい肥として農家の方にご提供したり、馬事公苑で管理している高原牧場に散布することで牧草作りに活用しています。
たい肥を活用して育った牧草を馬たちに与えたり、たい肥をご利用いただいた作物が社会に供給されることによって持続可能な循環型社会の一役が担えるのではないかと考えております。
決して大規模な取り組みではございませんが、少しでも地域のためにできることを考え取り組んでおります。
たい肥を活用いただける農家様、家庭菜園に取り入れたい一般の方がいらっしゃいましたらお問い合わせくださいませ。
なお、望月馬事公苑は肥料取締法第23条第1項の規定により届出した肥料販売業者証を取得しております。
